相続財産の使い込みを取り戻したい!弁護士に依頼すれば解決できる?

相続財産を勝手に家族・親族に使い込まれてしまったときはどうすればいいのでしょうか?

多くの方は相続財産を使い込んだ相手に直接請求したり、弁護士に相談したりしています。

場合によっては裁判まで発展するケースも珍しくありません。今回は使い込まれた相続遺産を取り戻す方法を説明します。

相続財産の使い込みの具体例

相続遺産の使い込みといってもピンとこない場合が多いですよね?ここで最も重要な点は、親類等に使われることによって遺産が大きく減ってしまうことです。

実際に使い込まれていると、本来相続するはずだった遺産が減ってしまいます。無断で財産を利用した人だけが得をして、相続すべき人は損害を受けることになるでしょう。そうなった場合は相続する側にとって許せるものではないですよね。

では、相続財産にはどのようなものがあるのでしょうか。具体例を見ていきましょう。

貯金の使い込みや賃料の横領

使い込みのケースとして最も多いのは、貯金の無断利用です。

例を出すと、被相続人(親)の息子が預金口座から毎月10万円ずつ引き出し、合計300万円以上ものお金を勝手に自分のものにしてしまうパターンがあります。

被相続人が不動産を所有し、賃料を得ていた場合、被相続人が受け取るはずの実際の賃料を同居人が自分のものにしてしまう例があります。

現金で支払われる賃料を横領する場合や、銀行振り込みの賃料から無断で引き出す場合などがあります。

生命保険の解約や不動産の売却

預貯金だけでなく、他にも多いのが生命保険を使い込まれているケースです。払い続けている生命保険を他の人の許可なく無断で解約することで、解約払戻金を得ることができます。

不動産の売却もあり得るケースです。持ち主の実印とその不動産の権利証を本人の無許可で持ち主の親族が売却を行う事で、売却金を取られてしまうことがあります。

株式取引

親族が証券会社の口座を持っている場合、無断で証券口座から出金したり、取り引きをするケースが存在します。

近年、ネット証券口座を開設する人が増加しているため、遺産の使い込みが簡単に行われます。

相続財産の使い込みをされた時の対処方法

遺産の使い込みは相続人によるものだけではありません。本来相続できない人からも使い込みによる被害の事例が存在します。

相続財産を使われたらどうすればよいでしょうか?実際の対処法は相続人か否かを問わず一緒です。

ここではその対処法を紹介していきます。

使い込んだ人に対して直接請求する

まず初めに思いつくのが、相続財産を無断で使用した張本人に賠償を直接請求する方法です。本人が素直に返還に応じてくれれば、問題は解決します。

ただし、ほとんどの場合、使い込みを相続人から指摘されたときに否定することが大半です。当の本人は「使ってなどいない」「一切関わっていない」などと主張します。

お互いの主張が合致していないために問題がさらに拗れてしまい、大きなトラブルにも発展します。

使い込みを取り戻すために弁護士に依頼する

財産の返還を直接本人に求めるのはなかなかの苦労が必要です。直接本人に請求して解決することが出来れば1番よいでしょう。

しかし、返還してもらえない場合は弁護士に相談してみるべきです。弁護士は相続に関しての無料相談を受け付けている場合があります。

不明な点や相続について詳しくなくても、弁護士ならば任せることが安心して出来ます。必ず以来契約をしなければならないわけではなく、弁護士に相談するだけで解決する場合もあります。

相続財産を使い込みを弁護士に依頼するメリット

本来相続すべき財産の使い込みは弁護士に依頼するメリットがいくつかあります。もちろん費用は掛かりますが、それ以上の利点があるので、是非参考にしてみて下さい。

使い込んだ相手との交渉成立しやすい

弁護士は法律の専門家です。法的な知識や経験を活かして、使い込んだ相手に遺産の返還請求が出来ます。

当人同士だけで解決しようとすると、お互いの主張がぶつかり合うので余計にヒートアップする場合があります。

法律の専門家に仲介してもらうことで、不正行為である財産を無断で使用した相手は自身を正当化しにくくなり、法律に則って冷静に解決することが期待できます。

相続手続きを全て任せることができる

相続手続きはとても面倒で時間がかかります。財産の使い込みによる相続トラブルだけでなく、遺産の分割・割合で揉めるケースもあることが多いです。

こうしたトラブルや面倒事を弁護士に依頼すると解決するだけでなく、その他の厄介な相続手続きをすべて任せることができます。

自身で手続きするのが面倒な方や、相続人同士の仲が悪いという方は弁護士を利用することをおすすめします。

裁判になったときに有利

財産の不正利用を行った人が利用金額の交渉に応じない時は、裁判に発展することが多いでしょう。

裁判になった場合、もちろん法律に詳しい弁護士がいた方が有利なのには違いありません。裁判を弁護士に依頼せず訴訟を行うことはできないといってもよいので、弁護士に依頼しなければなりません。

弁護士は訴訟の専門家なので、依頼をするだけで、裁判で勝訴する確率がグンと上がります。

また、以下の記事では遺産相続で揉めるパターンを5つ紹介しています。相続財産の使い込み以外でのトラブルパターンを記事にしていますので、気になる方は是非ご覧ください。

相続財産の使い込みは弁護士に依頼したほうが確実

相続財産の使い込みを解決する最も良い方法は、相手と直接解決でお金を返還してもらえることです。ですが、現実的には財産の使い込みだけがトラブルの種というわけではなく、相続財産の分割・調査等の相続人同士で起こりうる問題があります。

本人だけで解決できそうにないトラブルも、弁護士に頼むことで総括的に法律に則って解決してもらうことが可能です。

そのため、相続財産の使い込みの解決は弁護士に依頼することをおすすめします。


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